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094 【脱線】犬の日(11月1日)

日時: 2012/11/01 20:41
名前: ****

11月1日は、「犬の日」ですね。

え?知らない?
ですよね……^^;

社団法人ペットフード協会により1987年(昭和62年)に制定された記念日です。
制定理由は、「ワン ワン  ワン」→「111」→「11月1日」です。

う〜ん。どうでしょう?

因みに社団法人ペットフード協会は同時に「猫の日」も制定しています。
「2月22日」が「猫の日」です。
制定理由は、「にゃん にゃん にゃん」→「222」→「2月22日」です。

■戌の日

「戌の日(いぬのひ)」とは、十二支の一つで12日に一度あります。
妊娠5ヶ月目の「戌の日」に腹帯を巻いて安産祈願をする日の事です。
一般的には、「戌は多産で安産」である事にあやかり、お腹を冷やさない様にする事と固定する事で楽になる事から行われます。
また、戌は「人に取り憑く物の怪を見破る」事から、古来より日本では人を守る存在でした。
(※「024 【脱線】動物の神と妖(あやかし)」参照)

■ペットの双璧「犬と猫」

人間の「ペット」と言うより「パートナー」と言える動物は「犬」です。
人間と犬が一緒に暮らし始めたのがいつ頃なのか、正確には分かりません。
分からないほど古くから、人間は犬と暮らしてきました。
獲物を仕留める時の狩猟のパートナーとして、自分や仲間や財産を守る番犬として、家畜を守り育成を手伝うパートナーとして犬は重宝されてきました。
現在では家族として、その地位は他の動物よりも優位に有ります。
犬の地位を揺るがす存在は猫しかいませんが、依然、猫よりも犬が優勢なようです。

犬(イエイヌ)はオオカミの家畜化によって、人間により品種改良された動物です。
猫(イエネコ)がリビアヤマネコの家畜化によって、品種改良されたように……。

■イエイヌ(Canis lupus familiaris)

目:ネコ目(食肉目) Carnivora
亜目:イヌ亜目 Fissipedia
下目:イヌ下目 Cynoidea
科:イヌ科 Canidae
亜科:イヌ亜科 Caninae (補足階級)イヌ族 Canini
属:イヌ属 Canis
種:タイリクオオカミ C. lupus
亜種:イエイヌ C. l. familiaris

学名:Canis lupus familiaris
シノニム:Canis familiaris,Canis familiarus domesticus, Canis aegyptius,Canis canis,Canis familiarus aegyptius,Canis familiarus melitaeus,Canis familiarus molossus,Canis familiaris saultor,Canis melitaeus,Canis molossus,Canis saultor
英名:Dog, Domestic dog
日本名:イエイヌ
別名:犬,戌,狗

保全状況評価:未評価(NE) 愛玩動物(Domesticated)

イエイヌ(Canis lupus familiaris)は、独立種(Canis familiaris)としての考えられていましたが、
現在ではタイリクオオカミ(Canis lupus)から約15,000年程前に分岐した亜種とされています。
イヌの概観は多種多様ありますので省略します。
タイリクオオカミと大きく違う点は、指の数。
タイリクオオカミの指は、前肢後肢共に5本です。
それに対して、イヌは前肢5本(地面に接するのは4本)、後肢4本です。
タイリクオオカミには鬣が見られるが、イヌは退化している。

■狼爪(ろうそう)

イヌは趾行動物(※)ですので、前肢の指(4本+横に1本)の内、4本の指で立ちます。
後肢の指は横にあるはずの親指が退化しているので4本で立ちます。
イヌの後肢の指が4本と言いましたが、犬種や個体差もあるのですが、5本目(親指)が有る場合があります。(6本あるものも居ます)
この親指を「狼爪」と言います。
「狼爪(5本目の指)」は地面につかない指です。
地面につかないの、爪が伸びすぎてしまうため、子犬の時にこの「狼爪」を手術で切除する事がしばしばあります。
「狼爪」が切除されていないイヌは、特に爪の長さに気を付けてあげなければいけません。
イヌの爪は、ネコ同様に神経が通っていますので「深爪」しない様に注意して下さい。
猫と違い爪は格納式では有りませんし、指を広げたり出来ません。
(※「051 猫の足」参照)

■犬は群れ

学名である「familiaris」は、ラテン語で「家庭に属する」と言う意味です。
タイリクオオカミを祖先に持つ犬は、人間を含めて家族で群れます。
群れを作る事は、群れの中での「序列」を意識する動物と言う事でもあります。
「飼い犬が言う事を聞かない」場合、犬が「下の序列」と考えているからです。
猫は単独生活者なので「敵か仲間か」しか意識しません。

■イギリスの諺

子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

■2chの諺(?)……

子供が生まれなければ猫を飼いなさい。
猫が赤ん坊の時、あなたは猫の良きしもべとなるでしょう。
猫が幼年期の時、あなたは猫の良きしもべであるでしょう。
猫が少年期の時、あなたは猫の良きしもべでいるでしょう。
猫がおとなになった時、あなたはやはり猫の良きしもべのままでしょう。
そしていつかその時、猫は自らの死をもって
あなたの心に 猫型の穴を開けるでしょう。
その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません。
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