086 金目銀目(オッドアイ) |
- 日時: 2012/08/11 01:41
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- 「金目銀目(きんめぎんめ)」と言う言葉を聴いた事があるでしょうか?
猫の目の色が、黄色(金色)と黄味の無い淡銀灰色(あるいは淡青色)の今風に言えば「オッドアイ(Odd-eye)」の事で、 日本では古来から、縁起の良いものとして珍重されてきました。
三毛猫の雄の金目銀目は、日本では「最高に縁起の良い猫」なのでしょうね。
オッドアイは、青色の目と橙色・黄色・茶色・緑色の目の組み合わせが一般的です。 どんな模様の毛色にも出現しますが、白地の猫に現れる事が多いです。 ほとんどの場合、白色の毛が入りますが、勿論、黒猫のオッドアイも存在します。
医学的には「虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)・Heterochromia of Iris(ヘテロクロミア・オブ・アイリス)」と言います。
「オッドアイの猫は、耳が聞こえない。」と言う話を聴いた事があるでしょうか? 正確には、「白猫で青色の目」の場合に耳が聞こえない事がある。 オッドアイの場合、青色側の耳が聞こえない事がある。 これは「白色の毛」と「青色の目」とする遺伝子が原因で起こる先天的な病気です。 ですから、白猫で両目が青いと両耳が聞こえない可能性があります。
以前飼っていた猫が、血統書付きのペルシャで真っ白な毛並みのオッドアイでした。 日本チャンピオンになった猫の孫にあたる猫でその猫を飼い始めた時に初めて「血統書」を見ました。 当時は私も子供だったので、本当に唯の猫好きで「猫に関する知識」など無くて……。 「白猫のオッドアイの方耳が聞こえない」(可能性が高い)なんて、まったく知りませんでした。
今にして思えば、もっともっと大切にしてあげられたのにと思います。
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