063 バステト(Bastet) |
- 日時: 2012/02/01 01:06
- 名前: ****
- 古代エジプトでは、猫が神として崇(あが)められていました。
雌猫の顔をした豊穣・繁殖の女神です。 また、夜に太陽神ラーを邪悪な蛇から守るため、夜中寝ずの番をしているとも言われています。 (これは、セメクトと混同されているとも言われています。) 初期の頃は雌ライオンの顔をしたバステト像が多く、徐々に雌猫の顔をしたものが主流となりました。
女神の名前は「バステト(Bastet)」と言います。
ブバスティスの街を中心に古代エジプトで多くの人々に愛されました。 この地では、多くの猫が死後はミイラにされ埋葬されました。 多くの国民が猫を飼い、飼い猫が死ぬと家族は眉を剃って喪に服したのです。
西洋の神話には多くの話があり、以下の様な話もあります。 太陽神ラーが自分を信仰しなくなった人間に罰を与えるために 自ら目を抉(えぐ)って雌獅子神セメクトを生み出した。 セメクトは多くの人間を殺し、その血を浴びる様に飲んで踊り狂う残虐な行為を繰り返した。 国の惨状を嘆いたオシリスらに進言されラーは赤いビールをセメクトに飲ませ、 酔って寝てしまったセメクトから「憎しみ」を取り除き、バステトとなった。 でも、セメクトにはプタハと言う夫があり、子供も居るので私は違うと思う^^
まぁ、そういった詳しい内容は、真面目な研究書でも読んで下さい^^;
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