049 日本のネコ科動物 |
- 日時: 2011/04/14 00:26
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- 現在、日本に居るネコ科動物(動物園は除く)は、「イエネコ」「ツシマヤマネコ」「イリオモテヤマネコ」です。
この内の「イエネコ」は外来動物で日本固有種ではありません。 「イエネコ」が日本に入ってきた経緯は定かではありませんが、平安の頃、中国から入って来たと言う説が一般的です。 (「007 日本猫」参照)
「ツシマヤマネコ」「イリオモテヤマネコ」は、日本固有種です。 (「010 ツシマヤマネコ」「009 イリオモテヤマネコ」参照) 両種とも絶滅の危機に瀕しています。
日本列島自体、世界から見たら、小さな島々ですが、対馬も西表島もその中でも小さな島です。 日本固有種のネコ科動物が、その様な小さな島にのみ存在する事に疑問を感じませんか? その答えとしては、小さな島だからこそ、食物連鎖の頂点になる事が出来、絶滅を逃れたのだと思います。
では、本州・北海道・四国・九州には、ネコ科動物は居なかったのでしょうか?
日本には、かつて「虎(トラ)」や「豹(ヒョウ)」がいました。 「中型のヤマネコ」もいたのです。 悲しい事に「縄文時代」には絶滅していたようです。 しかし、縄文時代初期の日本人の祖先たちには「日本固有種の猫か動物」を見たものが居ると考えると少しワクワクしますね。
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