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041 【脱線】環境保護と環境保護団体

日時: 2010/05/04 00:57
名前: ****

I think it's cruel to trap animals for fur coats !
I'd rather go naked than wear fur.

野良猫タウンの広告欄に私が頻繁に乗せる英文です。
「毛皮なんか着るぐらいなら、裸の方がマシだ!」
って意味です。

毛皮が欲しいためだけに動物を殺戮するのは人間だけです。
本来「殺生」は、自分(及び仲間)が生き長らえる為に行うものです。
人間も動物を「餌」とするために殺生を行ってきました。
やがて、肉を食べる以外にも「毛皮を被服」に「骨を道具」に加工して使う事を学びました。
それは、あくまでも副次的な産物でした。

ところが、肉を食べるわけでもなく動物を殺し始めました。
「毛皮」「象牙」「鯨油」だけを求め動物を殺戮しました。
「殺戮だけを楽しむハンティング」をする者もいました。
その者達に言いたい言葉です。

生物は常に他の生物の犠牲の上に命を保っています。

肉を求め、「牛・豚・羊・山羊・鶏」などの家畜を毎日毎日殺し続けています。
その副次的産物である「毛皮」などまで否定している訳ではありません。
むしろ、人間の「餌」として殺生を行ったのであれば、無駄なく利用して欲しいと思っています。

■鯨は絶滅の危機に瀕している!
かつて日本人の貴重な蛋白源であった「鯨」は、「国際捕鯨委員会(IWC)」によって「商業捕鯨禁止」となっています。
この「商業捕鯨禁止」には「科学的な根拠」は一切ありません。
アメリカ・西欧諸国が「捕鯨に反対」したからに過ぎません。
「絶滅の危機に瀕している鯨」はほんの一部の種類に過ぎず、それらの鯨は以前からIWCにおいて「捕鯨禁止」となっていました。
そもそもこれらの鯨を絶滅の危機まで追い込んだのは、アメリカを始めとする西欧諸国の乱獲が原因です。
日本を始め多くの捕鯨国は「食用」目的に捕鯨をしていましたが、西洋諸国(一部除く)は「鯨油」を取るだけでした。
鯨を殺し、「ランプに明かりを灯す」だけだったのです……。
日本では「捨てるところが無い」といわれる鯨をただただ浪費した西洋人には呆れてしまいます。
「鯨類の海洋資源を保護する目的」で結ばれた「国際捕鯨取引条約」に基づき設立された「国際捕鯨委員会」は、当初「捕鯨をする数カ国」が参加していました。
鯨の生息数を調査し、捕鯨可能な数量を割り出していたのです。
ところが、アメリカ・西洋諸国が「反捕鯨」を掲げ、捕鯨しない国を参加させ、「商業捕鯨禁止」を実現しました。
結局の所、「商業捕鯨禁止」は「鯨の絶滅」とは関係なく、「アメリカ・西洋諸国の自国の利益」のためです。
現実は、一部鯨の数が増えすぎて餌となる「他の魚(アジ・サンマなど)」が激減する問題が起きているのです。

■日本人はイルカを殺す!
日本では漁師達がイルカを湾に追い込み大漁に殺している!
その数は年間1万頭にも及ぶ!!
その時には、海がイルカの地で真っ赤になる。
「血に染まった海」の写真や「イルカを殺す漁師」の動画がネットでも見られます。
彼らは、何故、イルカを殺すのでしょうか?
理由は、「イルカが他の魚を食べる」からです。
漁師は自分達の利益を守るために「害獣であるイルカ」を駆除するのです。
しかし、漁師達がイルカを殺したからといって「イルカは絶滅に瀕している」などと言う事はありません。
また、殺されたイルカ達は海洋放棄されるわけでもなく、食物や肥料などに加工されます。
イルカを殺す漁師は日本人だけなのでしょうか?
アメリカでは、年間10万頭以上のイルカを漁師達が殺します。
目的の魚と一緒にイルカの群れごと網で漁をする為、網に掛かったイルカ達が溺死するのです。
そして、イルカの屍骸は海洋放棄します。
どちらの漁師がひどい事をしているのでしょうか?
アメリカでは、イルカは「網にかかって溺れ死ぬ」のです。
日本では、漁師が刃物などで「急所を一撃」して殺します。
苦しまない殺し方は、日本の漁師達が行っている方法でしょう。
しかし、アメリカの10分の1程しか殺していない日本の漁師たちは、世界中から非難されています。

■タイマイ(ウミガメの一種)は絶滅の危機の瀕している!
タイマイは「ワシントン条約」で絶滅危惧種として取り上げられ、商業取引が禁止されています。
日本では、タイマイは工芸品「ベッコウ」の原料ですから、輸入できなくなっては「伝統工芸」の危機です。
では、タイマイは本当に絶滅危惧種なのでしょうか?
タイマイの輸出を収入源としていた国として「キューバ」が有名です。
キューバでは、国主導の下、タイマイの繁殖に力を注いでいます。
そして、成功しています。
キューバ人は、タイマイを食べるのですが、甲羅が産業廃棄物として残ってしまいます。
ところが、都合の良い事に「日本では伝統工芸」としてタイマイの甲羅が必要です。
キューバにとってタイマイは繁殖が成功しており絶滅危惧種ではなく、産業廃棄物となるべき甲羅が貴重な収入源となるのです。
しかし、アメリカは「キューバへの制裁」のためだけに「ワシントン条約」にタイマイを記載しました。

■アフリカゾウが絶滅の危機に瀕している!
「ワシントン条約」で「象牙」の商取引が禁止されています。
象牙のためにアフリカゾウが密猟され続けている事が原因ですが、印鑑などの材料として象牙が必要な日本の「伝統工芸」が危機です。
アフリカゾウは絶滅の危機に瀕しているのでしょうか?
西洋人が早くから入り込んだアフリカ北部では、既にほぼ絶滅しています。
そしてアフリカ中部では絶滅の危機に瀕しています。
しかし、西洋人の侵略が遅かったアフリカ南部では、ゾウは増加傾向にあり、現地住民はゾウの被害に苦しんでいます。
アフリカ南部のゾウが増加したのは、ワシントン条約の効果ではなく、現地住民が努力した結果であるのですが、
資金難でその管理が出来なくなってきています。
ゾウの生息数を適正にするため「間引く(殺す)」のですが、その管理費用は「間引いたゾウの象牙」を販売したお金で賄われていました。
国の貴重な収入源であった「象牙」の輸出が出来なくなり、倉庫には大漁の象牙が山積みとなっています。
収入が減り「ゾウの管理(間引き)」が追いつかなくなり、ゾウが適正数を大幅に越え、現地住民の畑を荒らす被害が急増しています。
ワシントン条約で商取引が禁止され一番の被害を受けているのはアフリカゾウの管理が行き届いている国々であり、密漁を防ぐ事ができない国々がそれらの国の足を引っ張っているのです。

■イヌイットは赤ちゃんアザラシを虐殺する!
衝撃の「赤ちゃんアザラシの虐殺写真」を見た事がありますか?
まだ白い綿毛に包まれた赤ちゃんアザラシが血を流して死んでいる写真……。
「イヌイットから赤ちゃんアザラシを守るためにアザラシも商取引禁止とする!」
しかし、この「赤ちゃんアザラシの屍骸写真」は、環境保護団体が自作自演した写真です。
赤ちゃんアザラシを殺したのは、環境団体です。
イヌイットは、アザラシ狩猟を生活の糧としていますが、「赤ちゃんアザラシ」を狩猟する事などありません。
何百年と繰り返された生活の営みの中、狩猟すべきアザラシの選定を間違える事などありません。
アザラシが絶滅しては自分達が生きていけないからです。
西洋人は「アザラシの商業取引を禁止」し、イヌイットからアザラシを取り上げました。
日本から鯨を取り上げた様に……。
そして、今ではアザラシが増え続け、餌となる「タラ」が激減してしまいました。
カナダでは「タラ漁禁止」となりました。
アザラシを失い、イヌイットとしてのアイデンティティを失い、収入源を断たれ、未来にも希望をなくした若者達の自殺者が増えてしまいました。

■オットセイを撲殺するのは非人道的だ!
海獣の中でもっとも良質な毛皮が取れる動物がオットセイです。
18世紀後半にイギリス・アメリカ・ロシアなどに乱獲され、100万頭もいたオットセイは20世紀には30万頭まで減ってしまいました。
1911年オットセイ保護のため、ロシア・アメリカ・日本・カナダの4ヶ国で「オットセイ保護条約」が締結されました。
第2次世界大戦でこの条約は無効となってしまいましたが、戦後、新たな条約が締結されました。
海中での捕獲禁止とし、陸上での捕獲のみとしました。
これは、ハーレムを作るオットセイに対し、雌の捕獲をしないためです。
しかし、環境保護団体が声を上げました。
「オットセイを撲殺するのは非人道的だ!」
オットセイの生息地であるプリビロフ諸島に住むアリュート人にとってオットセイの毛皮は重要な収入源でしたが、
環境保護団体はオットセイの保護を優先させました。
1984年に条約は解消され、オットセイは禁猟となりました。
ところが、条約解消時に200万頭いたオットセイは、16年後に80万頭にまで激減しました。
ハーレム作りを円滑にしていた雄の間引きをしなくなったため、雄同士の争いが増え、ハーレムが形成されずその数が激減したのです。
オットセイだけでなく、アリュート人にも悲劇が襲います。
オットセイを失い、収入の確保を漁業に切り替えたアリュート人に収入は増えず、
世界中から「オットセイ撲殺」への抗議が送り付けられました。
イヌイットと同じく、希望をなくした多くのアリュート人が自殺へと追い込まれました。

□□環境保護団体が訴える多くの事が、事実ではありません。□□
と言うか「ウソ」です。
多くが捏造であり、また一部分だけを誇張した内容です。
そして、科学的な根拠がなく、感情的な訴えだけです。

私は、「環境保護」「動物保護」は必要だと常々考えていますが、現在知りうる多くの「環境団体・動物保護団体」が嫌いです。
環境や動物をネタに利益を上げたり、「別の目的の為に」保護を訴えている場合がほとんどだからです。
かといって、彼らの行動のおかげで助かる命がある事も事実です。
ただ、妄信的になっている環境団体を見るとただの犯罪者集団にしか見えません。

動物保護団体「グリーンピース日本支部」が行った捕鯨調査船乗員の「宅配荷物」を輸送会社の倉庫から盗むなど、
ただの「どろぼう」です。
そして、その盗んだ荷物を開封し、中にあった「鯨肉」を「確認するために食べた」事には「キチガイ」の称号を授けます。
この行動からも分かる様に彼らには、「科学的な根拠は無い」のです。
「鯨肉」であるかどうかは、食べて分かるものではなく、科学的分析をして分かるものなのです。

「鯨の保護」を訴えながら「調査船に乗る人間を攻撃する」!
「鯨の生息」を望みながら「有害物質をビンにつめて投げる」!
彼らは、「人間を殺しても良いが、鯨は殺してはいけない。」とでも考えているのでしょうか?
有害物質が海に入れば、海洋生物に被害が及ぶ事は考えないのでしょうか?

環境保護・動物保護は、大切な事です。
しかし、これらを主張する事によって巨額な資金を得る事ができる「保護団体」の行っている事は、
その主張に反し非人道的だったり、反社会的な行動が多いです。
結局、多くの団体が「利権」に群がっているだけなのが実情です。

□□シーシェパードを支持するオーストラリア□□
オーストラリアは、日本の調査捕鯨船を攻撃し続ける環境保護団体「シーシェパード」を国を挙げて支持しています。
沈没の危機のある体当たりや毒物の投てきさえも「日本人憎し」で否定する事は有りません。
それどころか、「調査捕鯨船をオーストラリア海軍で攻撃する」事も検討しています。
では、「オーストラリア人は動物保護に熱心なのか?」と言うと、決してそうではありません。
オーストラリア軍の基地内に生息する野生のカンガルーが増えすぎたと言って、機関銃で大虐殺します。
旱魃で水を求めて街を襲った野生化したラクダを大量毒殺します。
固有種であるインコが増えすぎて「ウルサイ」からと言って、毒ガスで処分します。
彼らの言い分は、「鯨は人間の次に頭が良い動物だから殺してはいけない!」そうです。
カンガルーやラクダやインコは「バカだから殺しても良い!」のでしょうか?
私にはオーストラリア人の主張を理解する事ができません。
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