034 猫神神社 |
- 日時: 2009/11/24 06:04
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- 宮城県石巻市の田代島に「猫神社」なるものがありますが、他にも「猫を神として祀る神社」はあります。
鹿児島県鹿児島市に「仙厳園」という名勝地がある。 島津家第19代当主であった島津光久によって1658年(万治元年)に造園され、その後も歴代当主によって改築が重ねられてきた島津家の別邸です。 島津家の第17代目当主、島津義弘が1598年(慶長3年)9月からの「泗川の戦い(朝鮮の役)」に「7匹の猫」を連れて行きました。 「猫の目(の瞳孔)」で時間を正確に知るためです。 5匹は戦場で戦死しましたが、2匹は無事に生還しました。 この生還した2匹を祀った神社が鹿児島の仙厳園にある「猫神神社」です。 毎年、「時の記念日(6月10日)」には、国内時計業者が集まり祭りが執り行われています。 また、同日、愛猫家の為に「猫長寿祈願祭」を行われています。
山形県東置賜郡高畠町には「猫の宮」があります。 (「犬の宮」もあります。) 大蛇から主人を救ったという猫を祀った社で、養蚕と村の安泰の仏様として信仰されています。
中部地方には、由緒不明の猫神の石像などが多数あります。 お不動様に寄り添い、石像が祀られていたりします。 詳細は分かりませんが、「養蚕」に関係し「鼠害」からの庇護を願ったのではないかと思われます。 祟りを恐れ、猫神を祀った可能性も高いですけどね^^;
航海の安全には「三毛猫の♂」が珍重されています。 漁師や船乗りは、競って「三毛猫の♂」を手に入れようとします。
東京都新宿区に「真言宗 西光山 無量寺 自性院(じしょういん)」と言うお寺があります。 この寺は、別名「猫寺」と呼ばれ、ご本尊は「寺宝太田道灌招き猫地蔵尊」で通称「猫地蔵」と呼ばれています。
徳島県阿南市に「お松大権現」(宗教法人 お松権現社)があります。 「阿波怪猫伝」のお松が祀られています。 『むらはみな 深き恨みの五反地の 貞享のあわれ 今も知りいし(示掘庵)』
徳島県徳島市には「猫神さん」と呼ばれる「王子神社」がある。 これも「阿波の猫騒動(阿波怪猫伝)」のお松を祀った事が由来とされています。
「猫神やおよろず」……「チャンピオンRED いちご」(秋田書店)にて連載中! 「ねこやっぱ」……「ジャンプ」(集英社)にて連載中!(10週打ち切りの可能性大^^;) 「青の祓魔師(エクソシスト)」……「ジャンプスクエア2009年12月号」(集英社)に「養蚕の守り神として猫又(ケット・シー)」が登場!
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