022 猫は死ぬ時に姿を消す

日時： 2011/09/10 00:50

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「猫は死ぬ時に姿を消す」と言われています。
交通事故などを除いて、街で猫の死体を見る事はほとんどありません。
また、室内飼い以外の猫の場合、死ぬ姿を見せない事が多いのも事実です。

これは死期を悟った猫が死に場所を求めて放浪の旅に出るのでしょうか？

猫は体調が悪くてもギリギリまで我慢し、弱味を表には出しません。
普段通りの生活を続ける努力をします。
外出した猫が、ケンカや事故で深手を負ったり、病気で体力の限界を感じ自宅まで帰ってこられない場合は、
安全な場所に身を潜めて体力の回復を待ちます。
そして、体力が回復しない場合はそこで果てる事になるのです。

死期を悟って、愛着のある棲家や飼い主から姿を消すのではありません。

猫にとって優しい飼い主がいる自宅が一番安全な場所である事は間違いありません。
体調の悪い猫は自宅の中でも、もっとも安全な（心安らぐ）場所で息を引き取ります。
それがあなたの膝の上であった場合、猫にとってあなたが一番安全で心安らぐ存在だったと言う事です。