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021 死んだふり

日時: 2009/10/10 16:49
名前: ****

猫はびっくりすると「死んだふり」をします。
交通事故に遭いそうになったり、犬に襲われたり、強い猫とケンカをした時などに死んだふりをします。
「死んだふり」と言っても相手を騙すと言うよりも、筋肉が硬直してしまって「動けなくなってしまう」のです。

これは、猫だけに現れる現象ではありません。
獲物を捕獲する動物は、「動く物」に反応を示します。
(特に捕獲者としての猫は、視力は弱いですが動体視力は非常に長けています。)
ですから、狙われる側はじっと動かなければ、助かる可能性があるのです。
下手に逃げ出すと捕獲する側は本能のままに飛び掛ります。

猫同士のケンカでも弱い側はじっと動きません。
緊張の余り、走って逃げ出すと一気に襲われる事になります。
そうなると襲う側も自制心が働かなくなり、致命的な怪我を負う危険があるのです。

人間が山で熊に遭遇した時も走って逃げてはいけません。
走って逃亡するする物は、熊も本能的に追いかけてしまうのです。
(山道で熊と競争しても人間の走力では勝てません。)
熊に遭遇したら、じっと目を見つめ、ゆっくりゆっくり後ずさりして熊との距離を少しづつ広げましょう。
すばやい動きは、熊にスタートの合図をしてしまう事になります。
また、熊に「死んだふり」をしてはいけません。
熊は動物の死肉を食べますので、死んでいたら格好の餌になってしまいます。
余談ですが、熊は全身が見えていないと人間と判断できないそうです。
体が半分木に隠れている場合は、人間とは判らないようです。
半身が木に隠れている状態だったら、物音を立てずにじっとして動かない事が大切です。
(熊に襲われても責任は取れません^^;)

人間も極度の緊張になると体が自由に動きません。
甲子園大会決勝、優勝が掛かる最後の守備などで致命的なエラーなどが出てしまうのは、正にこの状態ですね。

話がずいぶん逸れましたが、ネズミやスズメにとっては捕食者である猫も自分よりも強い動物には敵いません。
ですから、身の危険を感じた時に極度の緊張から動けなくなってしまうのです。
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