014 猫と飼い主との関係 |
- 日時: 2009/10/05 13:37
- 名前: ****
- 猫は犬と比べて「わがまま」と言われます。
そして、犬よりも「バカだ」と言われます。
犬は群れのリーダーである飼い主に服従します。 ですから、飼い主の命令を受け入れ実行しようとします。 犬の行動は、群れのリーダーが決定するのです。
猫は群れを作らず単独で生きる生き物であり、誰にも服従しません。 ですから、飼い主の命令を受け入れる気はありません。 猫の行動は、猫自身が決定するのです。
犬と猫は別の生き物です。 比べる事自体が間違っています。 しいて言えば、自分に服従する友人が欲しいのであれば「犬」を飼い、独立した個性の友人が欲しいのであれば「猫」を飼う。
猫は飼い主をリーダーや主人などと考えていません。 飼い主は「同居している餌を与えてくれる大切な仲間」程度にしか考えません。 餌が欲しい時や気が向いた時に足にまとわりつくのも「ただ甘えている」わけではありません。 もちろん、甘えている時もありますが、足にまとわりつくのは「自分のもの」である証にマーキング(匂い付け)しているのです。 猫にとっては「飼い主は自分の所有物」なのです。
我が家の野良猫クンも時々しますが、ネズミやスズメを持ち帰る事がありますね。 ネズミ嫌いの私には耐え難い仕打ちなのですが、猫には悪気はありません。 諸説あるのですが、 飽食状態の猫はネズミを捕らえても食べずに自分の棲家に持ち帰る習性があるそうです。 勿論、後から食べるつもりなのでしょうね。 あるいは、親猫が仔猫にする様に狩りが出来ない飼い主に獲物を分け与えているのかもしれません。 いずれにしても飼い主をリーダーと見て獲物を献上しているわけではありません。
猫にとって、飼い主は時として「親猫」であり「兄弟」であり「仲間」であり「恋人」なのです。 そしてそれは、猫の気分で決まるのです。 気まぐれな猫の性格も猫の魅力の一つだと思います。
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