110 猫の健康管理 |
- 日時: 2013/10/11 05:41
- 名前: ****
- 飼い猫の健康管理は飼育者としての義務です。
特に猫は犬よりも体調不良を見つけ難いです。
集団生活をする犬は、体長が悪いと仲間に甘えます。 怪我などして狩が出来ない仲間を簡単には見捨てたりしません。
単独行動で生きる猫は、体調の悪さを表に出さない様に我慢します。 弱みを見せる事は自分の縄張りを失う事と同じなのです。
では何処を見れば良いのでしょうか? 毎日、体重を量ったり、検温したりする必要はありません。 いつもの様に「見て・触れて」あげる時に気を付けていれば良いのです。
■歩く姿 歩く姿がいつもと同じか。 足の運びや歩く速さは。 段差は普段通り乗り越えられているか。 しっぽを引きずっていないか。
■鼻 猫の鼻はしっとりと湿っているものです。 指先で触ると冷たく感じるのが普通です。 普段よりも乾きすぎていないか。濡れすぎていないか。鼻水を垂らしていないか。
■目 目が濁っていないか。 目ヤニは出ていないか。 涙を流していないか。乾きすぎていないか。
■髭(ヒゲ) ヒゲの張り具合は変わらないか。(元気がないと普段よりも垂れる)
■耳 耳垢が溜まっていないか。 ダニなどが寄生していないか。 耳を触って体温に異常が無いか。(発熱している時は耳が熱くなる)
■肛門 肛門や性器がただれていないか。
■毛並み 毛並みが普段よりも乾いていないか。 抜け毛の量は。脱毛(禿)など無いか。 毛を掻き分けて、黒い小さな粒(蚤の糞など)が無いか。
■体温 抱いた時に普段と体温は変わらないか。
■食欲 餌を食べる量がふだんと変わり無いか。 水を飲む量は。
■糞尿 尿の色や量は。 糞の色や形、硬さに異常は無いか。
■体重 抱き上げた時の体重に変化は無いか。 体重計で量って記録しましょう。
■体全体 抱いたり、撫でたりした時に普段と違い嫌がる(痛がる)場所は無いか。 腫れたり、熱を持っている部分は無いか。 同じ所を舐めていないか。
■鳴き声 普段と違う鳴き声をしていないか。 いつもより無く回数が多いとか少ないとか。 泣き声に張りが無いとか。
毎日必ず、 一度は抱き上げて、 顔を覗き込んで挨拶をし、 体全体を撫でて愛情を示して上げて下さい。 餌と水を与えて、糞尿を片付ける。 その時に少しだけ注意するだけで、特別な事を必要とする訳ではありません。 愛情を持って、見つめてあげて下さい。
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