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104 徳善蓄男

日時: 2013/04/12 14:34
名前: ****

東京都墨田区両国二丁目にある「両国回向院」に「徳善蓄男」と言うお墓があります。
「鼠小僧」の隣のかなり風化し名前も読み取れないお墓です。
『猫の歴史と奇話』(平岩米吉著 1985)によると
墓石正面には「徳善蓄男」「三月十一日」が不鮮明ながら読み取れたという事です。
墓石上部には「丸くなって寝ている猫」の石像があったそうです。
現在では、文字も読み取れず、石像も判別できません。
台石には「木下伊之助」と言う名前が彫られています。
猫の飼い主か、祀った人の名前でしょうね。

「小判猫」と言う話があります。
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江戸時代、商家に出入りする魚屋がそこの飼い猫をたいそう可愛がった。
その魚屋が病を患い臥せった時に枕元に二両の小判が置かれていた。
そのお金で療養し、現に気なった魚屋はまた仕事に復帰した。
ところが、商家へ行っても猫が居ない。
商家の主人に聞くと金子を盗んだので打ち殺したとの事。
魚屋は自分の所にあった金子二両は猫が盗んできたものだと悟る。
魚屋の話を聞いた主人は、不憫な事をしたとこの猫を回向院へ弔った。
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この商家の主人か魚屋の名前が「木下伊之助」なのでしょうが、真実は分かりません。

どこかで聞いた話だな?
と思われた方は、「033 猫塚」の中の「猫の恩返し」と言う落語を思い出して下さい。
正にこのお話です。
設定や日付に違いは有りますが、本当にあった話なのでしょうね。

※「033 猫塚」http://ryoquest.sakura.ne.jp/town/cgi-bin/town/patio212/game.cgi?mode=view&no=34
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