103 タウザー(Towser) |
- 日時: 2013/04/04 03:34
- 名前: ****
- 世界一多くネズミを捕獲した猫。
スコットランドのウイスキー蒸留所、グレンタレット蒸留所で飼われていた猫。 1963年4月21日〜1987年3月20日の23年11ヶ月の生涯で28,899匹のネズミを捕獲し、ギネスブックに記録された。
この記録は、タウザー自身の申告による記録であり、申告せずに捕食したネズミの数は含まれない。 更にこの記録自体が、途中からの記録であるため、タウザーが生涯捕獲した数は計り知れない。
4月21日が偶然にも女王エリザベス二世と誕生日が同じであった事から、 1986年の誕生日に蒸留所スタッフにより「同じ日に生まれたグレンタレット蒸留所ウイスキーキャット タウザー」とタウザー名義でバースデーカードを送ったところ、 「(タウザーを人間の年齢に換算して)161歳の誕生日おめでとう」とエリザベス二世から返信が届けられた。
ウイスキーやビールの製造所で原料となる大麦をネズミなどから守るために飼われている猫を「ウイスキーキャット(WhiskyCat)」と呼ぶ。 現在では、食品製造所内での生物の飼育が衛生上問題となり規制されたため、マスコットとして存在する。 「Distillery cat/蒸留所の猫」「ディスティラリーマウザー」「マウザー」とも呼ばれる。 「害獣駆除員」の肩書きで蒸留所スタッフとして記録に残る名誉職なのです。
タウザーの他にウイスキーキャットとして有名なのは、ボウモア蒸留所に在籍した猫で、雑誌の「カントリーライフ」で「イギリスでもっとも美しい猫」として選出された「スモーキー」がいる。
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