絶滅 ( No.1 ) |
- 日時: 2012/09/17 23:51
- 名前: 虎猫
| 絶滅した動物が蘇る事はありません。
ニホンオオカミ・エゾオオカミ・オキナワオオコウモリ・オガサワラアブラコウモリが蘇る事はありません。 日本で放鳥されたトキも日本固有種ではなく、中国産のトキです。 日本のトキは絶滅し蘇る事はありません。 2012年8月28日、環境省が発表した「第4次レッドリスト」で 日本の天然記念物で「絶滅危惧種」のニホンカワウソが「絶滅種」になりました。
日本の哺乳類で絶滅種となったのは5種目で、 昭和まで生存が確認された哺乳類では初めての絶滅種です。
ツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコも絶滅危惧種(絶滅寸前)です。 どれ程のツシマヤマネコが生存しているか知っていますか? 僅か80-110匹程度です。 では、イリオモテヤマネコは? 僅か108-118匹です。
生息地を破壊され、自然繁殖で数を増やすには余りにも心もとない生息数です。 伝染病が流行すれば、すぐに絶滅してしまう事でしょう。 棲息地域の環境が変わるだけでも、すぐに絶滅してしまうでしょう。 アマミノクロウサギもヤンバルクイナもミヤコタナゴもネコギギも……。
絶滅してからでは遅いのです。
逆に「保護し過ぎる」事も生態系を壊してしまいます。 ニホンシカ・ニホンカモシカなどの過剰な増加により、森林破壊が問題となっています。 シカ・カモシカを捕食していたオオカミを絶滅させ、狩猟を禁止して放置すれば増えるに決まっている。 森林が破壊されれば、そこに生息する他の動物も危機を迎える。
「環境を守る」事をもっと真剣に考えないといけない。
学校教育の中に「日本の固有種」や「日本の特別な環境」などをもっと教えて欲しい。 絶滅させてしまった愚かな行為を繰り返さないためにも、子供たちに「日本の自然」をもっと教えて欲しい。 「絶滅種が蘇る事はない」と教えて欲しい。 |
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