日本のマスコミはクズ ( No.34 ) |
- 日時: 2012/08/03 11:22
- 名前: もやしもん
| 「金メダル。金メダル。」と散々煽って、 「金メダルへの最短距離を目指す戦術」をとったサッカー女子代表監督をののしる日本のマスコミは何がしたいのか?
「なでしこジャパン」は八百長まがいをしたのだ。 http://news.livedoor.com/olympic/london2012/detail/6815271/ http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1724361.html
livedoorで配信されているコラム。 「広尾晃」なる人物のコラムなのだが、コラムを配信するなら日本語くらい正しく使って貰いたいものだ。
サッカー女子代表監督の「勝たなくていい」という指示の何処が八百長なのだろうか? 南アフリカは全力で「勝ち」を目指し、日本は全力で「引き分け」を目指した。 試合相手と口裏を合わせる事も無く、双方の利益のために「引き分けた」わけでもない。 純粋に「自チームの利益を求め」引き分けを目指した。
サッカーにおいて「引き分け」は「勝ち点1」が貰える。 引き分けは「負け」でもなく「無し」でもなく、「勝ち」なのだ。 だから、サッカーでは国際試合においても「引き分け狙い」なんて良くある話だ。
韓国(2チーム)・中国・インドネシアのバドミントンでの「無気力試合」と比較するな! オリンピックの試合で「態と負ける様な醜態を晒した恥知らず」と「引き分け狙い」の戦術を一緒にするな! バドミントンでの無気力試合をサッカーに例えるならば、「双方がオウンゴールを競う」状態だったと言うことだ。 サッカー女子代表が「オウンゴール」で態と負けたのであれば、「無気力試合」で処分されても仕方がないと思う。
ただ、中国選手には少々気の毒には思います。 「中国同士の対戦を避けたい」と言う事は理解できる。
引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44407890R00C12A8000000/?dg=1
日経新聞サッカージャーナリスト「大住良之」のコラム。 サッカージャーナリストを名乗りながら、「引き分け狙いの戦術」を「フェアプレーではない」と言う。 この人は、サッカーの国際大会を観た事が無いのだろうか? 世界中で「引き分け狙い」なんて頻繁に行われているサッカーの戦術を初めて観たのだろうか?
1968年のメキシコ・オリンピックで日本を率いていた長沼健監督の引き分け狙いは「戦術」で、 2012年のロンドン・オリンピックで日本を率いる佐々木紀夫監督は「卑怯者」なのか?
佐々木監督率いるなでしこジャパンはワールドカップで優勝した。 世界一の栄冠を手にした。 しかし、世界一の栄冠を手にした事があるだけで「世界一強いチームではない」事は明白。 世界ランキングでアメリカ・ドイツに次いで3位だ。 練習試合の内容を見れば、実力の差ははっきりしている。 ワールドカップの時の様に何人かの選手が「覚醒」しないと金メダルなど到底無理だ。 実力の溝を埋めるのが監督の戦術であり、「選手の疲労」を軽減する事もその一環だ。
なでしこジャパンは、「買収も無い」し「反則も少ない」事で十分フェアプレーに値する。 「無闇に戦う」事をフェアプレーなどとは言わない。
そんな事を言ったら、野球の「敬遠」なんて一切できない事になる。 「犠打」なんてせこい事をせずに「無闇に打て!」って事になる。 「変化球」で打者を惑わす卑怯な事をせずに「全て直球勝負しろ!」って事になる。 全ての試合に「エースを先発させろ!」って事になる。
「駆け引き」をしない監督は「無能な監督」でしかない。 「戦術」を成功させる監督は「有能な監督」だと思う。 |
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