TOP > 野良猫のCGI講座 > 補修講義 > 【補修講義】ホームページの作成
凡田クンが教えます! 【補修講義】 虎猫が教えます♪

『ホームページの作成』

「ホームページ」と「ウェブサイト」

勘違いされている方が多いですが……、
「ホームページ」とは、インターネット上にある「ウェブサイトの最初に表示されるページの事」です。
(ウェブサイトのトップページを「ホームページ」と呼びます。)

「Take it easy ! RYOQUEST presents」で言えば、
サイトアドレス(URL)「http://ryoquest.hp.infoseek.co.jp/」にアクセスした時に表示されるページです。

「ホームページ」を含めて、インターネット上に表示されるページをまとめて呼ぶ場合は「ウェブサイト」と呼びます。
ですから、「自分のホームページ作ったよ!」と言う言葉は間違いではありませんが、「自分の(ウェブ)サイト作ったよ!」の方が正しいと思います。

「ウェブ用(HTML)ファイル」の作成

ウェブサイトは、インターネット上にあるサーバー(ホストコンピュータ)に閲覧可能な「HTMLファイル」が存在する事です。

インターネット上のウェブサイトは「HTML(Hyper Text Markup Language)」という言語で作成されています。

テキストエディタなどにHTML言語を利用して書き込み、拡張子を「html」や「htm」にして保存すれば、
ブラウザで表示できるウェブ用ファイルの出来上がりです。
(HTML言語については、本を購入したり、インターネットで調べるなどして下さい。)

「ホームページビルダー」「フロントページ」などのソフトを利用すれば、HTML言語を知らなくても手軽に作成できます。
また、現在市販されているワープロソフトの多くは「htmlファイル」へ変換してくれる機能を装備していますのでそれらでも作成する事が出来ます。

「サーバー」の準備

企業などで自分のサーバーを設置している場合を除いて、
一般的にはインターネット上に設置されたサーバーのスペースを借りてウェブサイトを設置します。

契約しているISP(インターネットサービスプロバイダー:接続業者)によっては、すでにそのスペースが与えられている場合もあります。
(契約書やISPのサイトで確認して下さい。)
但し、「CGI不可」の場合は「劇空間ぱわふるリーグ」「俺のペナント」などの設置は出来ません。

ウェブ用サーバースペースが無い場合は、
インターネット上にレンタルサーバーが多数ありますのでサービス内容を確認の上、契約して下さい。
この際、「有料・無料」であるかは勿論の事、掲示板などのCGIも含め設置予定があるのならば「CGI設置可能」である事も確認して契約して下さい。
レンタル掲示板を利用する場合は、「CGI不可」でも利用可能です。

「アップロード」

サーバースペースを確保できたら、あとは作成した「HTMLファイル」をアップロードします。
「アップロード」とは、自分のPC(パソコン)上にあるファイルをサーバーへ送る事です。
(サーバーからPCへ送る事を「ダウンロード」と言います。)
「アップロード」の方法は、サーバーが指定する方法で行います。

「ファイルマネージャ」サーバーが用意したプログラムでブラウザを利用し、アップロードを行います。
「FTP(File Transfer Protocol)ソフト」PC上で起動したソフトでアップロードやダウンロードを行います。
「FTPソフト」は「HTML作成ソフト」に添付されているものやフリーソフト(「FFFTP」など)を用意します。

作成した「htmlファイル」をインターネット上にあるサーバーへアップロードすれば、多くの人が閲覧する事が出来る「ウェブサイト」の出来上がりです。

「ホームページ」作成の注意事項

ホーム(トップ)ページのファイル名は、サーバーに指定されたファイル名を必ず使用します。

これは、無料・有料サーバーに関わらず、必ず指定されたファイル名が存在します。
使用するサーバーの規約や注意事項に記載されています。

「さくらインターネット」では、「index.html」「index.htm」「index.shtml」「index.cgi」「index.php」「index.hdml」となっています。
(使用するサーバーによってファイル名が違いますので「利用規約」「注意事項」などを確認して下さい。)

割り振られた「http://○○○.sakura.ne.jp/」にアクセスがあると
サーバーは「http://○○○.sakura.ne.jp/index.html」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
「http://○○○.sakura.ne.jp/index.htm」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
「http://○○○.sakura.ne.jp/index.shtml」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
サーバーは「http://○○○.sakura.ne.jp/index.cgi」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
「http://○○○.sakura.ne.jp/index.php」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
「http://○○○.sakura.ne.jp/index.hdml」を探します。
存在すればそのまま表示され、無ければ
「呼び出されたURLはサーバー上に存在しませんでした。」などのエラーが返されてしまいます。

「ホームページ」用に「toppage.html」「top.html」などのファイルを用意していても
指定されたファイル名以外は自動で表示してくれません。
勿論、「http://○○○.hp.infoseek.co.jp/toppage.html」などファイル名まで指定すれば表示されます。
但し、指定されたホーム(トップ)ページファイルが存在しないと「倉庫利用」とみなされてアカウントが停止される事があります。

※サーバーによっては、「.htaccess」で変更可能な場合もありますが、特別な事情が無い限り素直に「index.html」を使いましょう。


 TOP > 野良猫のCGI講座 > 補修講義 > 【補修講義】ホームページの作成